雪とか不治の病とか絵の販売とかおばあちゃんとかの話。/ただのネタ。
ここ数日、すごい忙しくて(?)ぜんぜんブログが書けなかった。。。
そんなわけで、思い出しながら、近況報告をしてみる。
たしか、22日は夜勤明けで夕方まで爆睡してた。
で
起きてカーテン開けたらそこは雪国だった(川端康成みたいな)。
(雪国。)
すごい吹雪でビックリした。
でも、もう二十歳の大人な女だから、雪ごときで浮かれたりはしなかった。
大人の女らしく、小さい雪だるまを作って冷蔵庫の中にしまって、同居人のモフルンたちをビックリさせることにした。
でも、イロイロ失敗があって、冷凍庫ではなくて、冷蔵庫にいれていたからポン太(雪だるま君の名前)はビチャビチャになってしまい、けっこう人格を否定される感じで、同居人たちからグチグチ言われた。。。
二十歳にもなってプリキュアの歌を練習しているような女に「カワセ、もう少し大人になりな?」て言われたのが、自分的にけっこうきつかった。。。
それから、ムシャクシャして全身ビチャビチャになるまで下の駐車場で雪の中を走りまわったり、雪にダイブしたりして遊んでみた。
おかげで気分はスッキリしたけれど、あやうく凍死しそうになった。
・・・本当は雪遊びの様子を友達に動画で撮ってもらったから、ブログにのせようかと思ったけど、後からメチャクチャはしゃいでいる自分を冷静に見て、すごい恥ずかしくなったからやめた。笑
次の日(23日、昨日)、朝から着信があった。
誰だよ?とか思いながら起きて見たら、以前私に仏像を描いてほしいと頼んできた知人だった。
よく考えたら、約束の期限は昨日までだった。
ビチャビチャになるまで雪遊びをしている場合ではなかった。
「もう、ほとんど描き終えているんですが、もう少し仕上げてみたいので、待ってください(>_<)」
みたいなことを電話で言って謝った。
本当はまったく描いていなくて、画用紙は真っ白だったけど「雪遊びしていて、すっかり忘れていたよ^^」とか、ちょっと言えない雰囲気をだされた。
そんなわけで仏像を描きはじめた。
よく考えたら、仏像なんて描いたことがなかった。
希望通りの“優しい雰囲気のシンプルな仏像”なんて描ける気がしなかった。
でも、とりあえず約束したし、なんか、知らないけど、けっこう良い金額をもらえそうな感じだったから頑張った(以前“私はお金に興味がありません”みたいに書いていたかもしれませんが、それは忘れてください。やっぱり世の中には大切なものがあるじゃん?)。←
そんなわけで、何枚か失敗したあと、なんとかそれなりに描けたものを渡すことができた。
(途中でやめた失敗作。)
もう夕方だった。
思った以上に描けなくて、泣きそうになった。
「お金はいらないよ」て言ったけど、それでも渡そうとしてきたから「今度一緒に食事した時におごって」て言って逃げた。
理由はわかんないけど、鼻水がでるし頭もボンヤリして熱もある感じがした。
友達からは「バカみたいに雪遊びしたから風邪ひいたんだよ」て言われたけど、きっと芸術家的な不治の病にかかったんだと思いこんだ。
そんなわけで近所の小さい病院に行ったら、すごい人がたくさん待っていて、しかも救急車が来て意識がなくなった女の子を大きい病院に緊急搬送したりしていて、とにかく時間がかかった。
途中まで待合室で話していた中学生の子が緊急搬送されたから、イロイロ心配になった。
その子、インフルエンザみたいだったから、私とかうつっていたらどうしよう?とか不安になった。
病院の先生に話しても「もし、うつっていても、すぐに検査して結果が出るものではないから、しばらく様子をみてみましょう」とか言われてしまった。。。
仕方なく、ただの風邪・・・
不治の病の薬だけもらって帰った。
家に帰ってから同居人たちに病院のことを話したら、心配してくれるかと思ったのに「うつるかもしれないから、カワセ、当分の間、部屋から出るの禁止」とか、けっこう本気な感じで言われた。
頭ひっぱたいてやろうかと思ったけど、よく考えたらいつも通りの生活をしていればいいだけだと気づいたからやめた。
それでようやくゆっくりできると思って、ベッドでコロコロしながらスマホでブログを書こうとしたら、メールが2件きていて、1件はおばあちゃんだったから読まないでムシして、もう1件の方を開いてみた。
そうしたら、以前私がふざけて登録したCreema(クリーマ)というハンドメイドの作品をネット上で販売できる会社からのメールだった。
なんか、私が出品していた風景画を購入したい人がいるみたいで、その連絡のメールだった。
最初、すごい嬉しかった。
でも、すぐにあわてた。
その出品した風景画は、どうせ売れないと思ったから、すでに友達にプレゼントしていた。
ヤバいな、て思った。
同じような雰囲気の絵なら描けるけど、まったく同じ絵なんて描けるわけがなかった。
しかも、すごい上手く描けた夕陽が沈む風景画だったから、今みたいに風邪をひいたフワフワの状態で描けるわけがなかった。
どうしよう?て悩んだ。
クリーマさんに、連絡してなんとかしてもらおうか?とか、あれこれ自分の顔を手鏡で見ながら考えた(私は自分の顔がすごい好きな人なので、あんまり気にしないでください)。←
それで、しかたないからとりあえず同じような雰囲気で描いてみたけれど、やっぱり上手くいかなくて、すごいムカついて破いて捨てた。
それであきらめてボンヤリしながらおばあちゃんのメールを見たら『夕陽の絵よろしくね♪』みたいに書いてあった。
なんだよ、おばあちゃんかよ、て思った。
焦って損したし。
そんなわけで、なんとなくその辺にあったクレヨンで山とか描いたのを額縁に入れて包んでから、おばあちゃんの家に向かった。
おばあちゃんは相変わらず居留守をしていたけれど、私が「窓ガラス割るよー?」て怒鳴ったら開けてくれた。
なんか、イロイロ文句を言っていたけれど、サラッと聞き流して「お茶とミカン」て咳き込みながら言ってコタツに入った。
テレビではカンザシ職人のおじいちゃんが『良い作品というのは売れる作品のことなんです』と話していた。
芸歴七十年のおじいちゃんが言うのだから、間違いないと思った。
そんなわけで私もおばあちゃんからお茶とかミカンとかと一緒にお金をもらったあと“良い作品”を置いて逃げるように走って帰った。←
(私の良い作品。)
本当はおばあちゃんが可愛い孫に会いたいだけなのはわかっているから、メールとかあれからすごいけど、ぜんぶ気にしないようにしている。
とりあえず、クリーマでの出品はもうやめて、もっとイロイロ勉強し直そうと思った私でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m
またね^^