時計じかけのオレンジなアタシ/映画レビュー(ネタバレ注意)。
今日は朝から雨。
こんな日は家でコロコロしながら映画を見る。
そんなわけで、この前TSUTAYAさんで借りてきて、すっかり忘れていた『時計じかけのオレンジ』を見てみた。
『時計じかけのオレンジ』はメチャクチャ有名な作品ですよね?
見たことがなくても、映画の予告映像や『時計じかけ~』のフレーズを聞いたことがありませんか?
確か、名探偵コナンでも似たようなタイトルの作品があったような気がします。
『時計じかけのオレンジ』はイギリス人の監督スタンリー・キューブリック(『2001年宇宙の旅』の監督)が1971年に制作した作品です。
この映画はとにかく暴力の山。
映画の冒頭からいきなり主人公のアレックス少年と友達によるホームレス狩りでスタート。
不良少年たちによるリンチやおばさんへの暴行、盗んだ車の運転にドラッグ。
とにかく溢れる少年たちによる暴力。
フツーに考えたら『不快な映画』でおしまいですし、半世紀も前の映画を見る人なんていないかもしれません。
でも、いまだに忘れられずに評価(?)されつづけ、映画史上稀にみる作品と言われるのは、鬼才と言われるスタンリー・キューブリック監督だからなんでしょう。
冒頭からつづく暴力の合間に流れる曲は何故かクラシックだったりします。
しかも、主人公が好きという設定で、ベートーヴェンの第九が頻繁に流れます。
あきらかに場違いな選曲ですが、それが逆に場違いすぎて頭に強く残ります。
それから主人公たちがよく向かうミルクバー(ドラッグ入りミルク)などに見られる奇妙なオブジェも1度見たらなかなか忘れられませんね。
オブジェだけではなく、主人公たちのバレリーナみたいな服装や化粧も異質すぎて頭に残ります。
ミルクバーにいるアレックスたち。
ネタバレになるのですが、主人公のアレックス少年は逮捕されて刑務所に入るのですが、やっぱりそこでもフツーじゃない仕掛けが待っています。
とにかく最初から最後までフツーじゃない仕掛けだらけの『時計じかけのオレンジ』です。
タイトルになってる『時計じかけ』は『機械のように動く』という意味があるそうです。
その意味は見たらわかると思います。
ものすごく評価がわかれる作品だと思いますが、私は、まあまあ好きだったりします。
ここまで書いてきて『まあまあ』とかダメかもしれませんねm(__)m。笑
イケメンではないけど、私的にアレックスは魅力的で素敵だと思う。
暴力とか暴言はイヤだけどね。
そんな感じで普段暴言ばっかり言ってる(←)アタシの映画レビューでした。
最後まで読んでくださりありがとうございますm(__)m。
またね^^