たんなる戯れ言。
最近、私の中のリセット機能がとんでもないことになっている。
今は、夜勤で朝帰りして昼間休んで夕方起きる不規則な生活だから、よけいに悪化したんだと思う。
いつの間にかスマホ片手に、意味不明な場所で倒れて眠っていて、気づくとココはどこ?みたいな状態。
昼なのか夜なのか、外を見ないとわかんないし、外を見ても曇っていたらわかんないし、そもそも何曜日なのかも知らない状態。
なんか、起きてから着信あったの気づいて電話したら、さっき電話したとか言われて意味不明なことになるし。
寝てるからアタシ電話してないし。
こういうこと言うとヤバい人みたいに思われるかもしれないけど、いつの間にか出かけたようなあとがたまにある。
どこに行ってたの?てなるけど、とりあえず家に帰ってきてるし、私は眠って休んでいたから、あんま気にしないことにしている。
でも、たまに、なんか、イロイロな景色(記憶)が頭の中を流れだして、寒気がする。
流れる景色・・・
車の助手席にいる私。
私たちが向かった先はどこかの山。
ロープウェイ(?)があるような山。
山のふもとの駐車場に車は止まり、私だけがフラフラ歩きだす。
長い長い坂道。
細かい雨が降っているけれど、気にしないでカサもささずに歩きつづける私。
伊達眼鏡も髪も靴もぬれてくる。
長い坂道を歩いているのは私だけ。
この時期に歩く人はめったにいない。
それを知っていて歩く私。
どこか遠くで鳥の鳴く声がきこえて、それをあいずに私はガードレールをまたぐ。
歩道からはずれて、道なんかない林の中をドンドン歩きだす。
地面の草や葉っぱをぐちゃぐちゃ踏みながら、どこかへ目指す私。
そこはちょっとだけひらけた秘密の場所。
見覚えのある景色。
私、ココ何度目だろう?
何度も来てるから見覚えがあるんだろう。
ひらけたその場所の真ん中よりも少し後ろに、変に斜めにのびた木が一本ある。
私はその木まできて、ゆっくりまわりを見わたす。
誰もいない。
誰もこない。
きっと、みんなが忘れている場所。
そこで、じっとしてしばらくしてから、私は戻りはじめる。
流れる景色はいつも不自然にそこで消える。
夢?小さい頃に見た景色?
わからないけれど、なんか、急に流れだすその景色に私は怖くなる。
いつ行っているんだろう?
不思議に思いながら、今、とりあえず仕事終えて、駅前のベンチに座って戯れ言を書いてみたよ。
またね?