riri_kawaseの世界。

明日もあなたが幸せでありますように・・・。

躯(むくろ)さんに憧れたアタシ。

漫画『幽☆遊☆白書』のキャラクターに躯(むくろ)さんという妖怪の女性がいる。


この躯さんという女性は父親に性的な虐待を幼い頃から受けていた(それだけの美貌を持っていた)。


それに嫌気がさした彼女は、7歳の誕生日に自分から硫酸を浴びて、体の大部分にケロイド状のヤケドをおう。


彼女のもくろみは見事に成功(?)して、彼女の父親はあっさりと彼女を捨てる(彼女は母子家庭)。


大ヤケドをおい、父親に捨てられることによって初めて自由を勝ちとる彼女の生きざまに、当時家出ばかりを繰り返していた中学生の私は、なんか、メチャクチャ感動した。


彼女の凄まじい自由への決意。


漫画かもしれない。


実際にはいない空想の人物に、私は衝撃を受けた。


同じ女性として、自分の体を傷つけてまで自由を手に入れる勇気が、自分にはあるのだろうか?と悩みまくった。


自分の美貌を失う勇気。


自分ならできるな、と思った。


何かを求めるなら、何かを失う覚悟が必要だっけ?


今夜、躯さんを思い出したのは、それなりの理由があるんだろうな。。。



ちなみに、この躯さんのモデルはアニメ『風の谷のナウシカ』のクシャナ殿下だったりする。笑


あんまり知られてないけどね。


最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m。


またね。