お母さんからの洗脳/呪縛。
私のお母さんは、私が小さい頃からよく『ねえ、大丈夫なの?』て言ってきた。
これだけだと、たんなる『過保護な子ども』になっちゃうけど、それはちがう。
心配するわりに放置するし、自分が正しいと思うこと以外はぜったいに認めない。
もし私が反論すると暴力ふるってでも阻止する。
お母さんの言っていることが正しいこともあったけど、やっぱり人間だからまちがっていることもある。
あきらかにまちがっているのにぜったいゆずらないから、けっきょく暴力ふるわれてまちがっているのに私はやらされて、学校とかで先生に注意されたことがあった。
しかも、そういう失敗もぜったいに認めない人だから、最終的に私に問題があったみたいにして怒って終了だから、すごい最低だった。
そんなふうに育てられたから、つねに何か言われたら反論(反抗)するクセがついてしまった。
それに、人から心配(親切)されても、何かアタシを利用しようとしているのかな?とか、まちがっているんじゃないの?て思ってしまう。
私はよく『上から目線で話すね?』て言われるけど、そういう考え方から性格があらわれたんだと思う。
それに、バイトや学校が長続きしないのも『めんどくさいなら行かなくていいわよ?』て言われてきたのもあるんだと思う。
母子家庭のアタシにとって、お母さんはすべてにひとしい人だったから、かなり洗脳された。
たとえ、ドライブ中にいきなり知らない町に置き去りにされても、そこまで嫌いにはならなかった(しかも、あきらめて車を追いかけなかったら『どうして追いかけて来ないのよ!』てさらに怒られたし)。
いつも『お母さんに生かされているんだからしかたないや』て思っていた。
夜とか、いきなり意味不明な理由で怒鳴られて、薄着のまま家の外に引きずり出されたこともあったけど、玄関の前で泣いて土下座して謝りつづけるしかなった。
まだ、小学生だし、冬の夜とか、寒いし怖いし、死ぬって子どもながらに感じた。
今思うと、あの『大丈夫なの?』は『私の言った通りにちゃんとやっているの?』て意味だったんだと思う。
悲しいけれど、私の中の考え方はフツーじゃない。
前も話したけど、そういう歪みはカンタンに治らない。
中学くらいから、複雑な事情で家に帰らなくなってだいぶ溶けてきた気がするけど、それでもまだまだだし、一生かけても完全にはこの呪縛的な洗脳は溶けない気がする。
もしかしたら、お母さんが死んでくれたらぜんぜん変わるのかもしれないけど、まだ生きているから、よくわかんない。
いつか死んでくれてからのお楽しみ?みたいなやつ。
・・・どうしてこんなことを書きだしたのかというと、今、すごい悩んでいるから。
お母さんと一緒の職場とか『やっぱりムリだな』て気づいた。
でも、新しくバイト先や就職先を探すのも大変だから悩んでいる。
あの人が死んでくれたらな・・・て思う。
・・・。
今夜もこれから夜勤。
またね?