riri_kawaseの世界。

明日もあなたが幸せでありますように・・・。

学校みたいな施設に行ったアタシ。

※閲覧注意のお話です。暗い話が苦手な人は読まないでください。










前回の『ミスミさんに会いに行くアタシ。』のつづきになります。





・・・今、思いだそうとしても、どうやってそこまで行ったのかぜんぜん思いだせない(思いだしながら書いているので、ちょっとちがうところがあったらごめんなさい)。



たしか、電車に乗ってバスに乗りかえて、山のほうに行ってゲート(?)みたいなところで、おじさんに『ミスミさんに会いにきました』みたいに伝えて、そこからさらに山道みたいな原っぱ歩いて、気づいたら、施設が見えてきた気がする。



施設までの記憶はあいまいだけど、施設の記憶はすごいはっきりしている。



長方形の形した二階建ての建物で、窓ガラスには、なんかしらないけど×印にガムテープみたいなのが貼られていた。



それから建物の前には旗が三本あってパタパタしてた。



旗は『井』みたいな模様の旗に『十一』みたいな模様の旗に『◎』みたいな旗だった。



壁の色は薄い青で塗装されていて、奥の山や森や青空にすごいなじんでいた。



建物自体に、なんか、イロイロ考えられた意味があるような気がした。



よく見ると、同じような建物が奥のほうにも点々とあって、そこの山ぜんぶが一つの町みたいな雰囲気がした。



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私はとりあえず、ゲートのおじさんに言われたその建物に向かった。


ついたら、一階の入り口からおばさんが出てくるところだった。



そのおばさんは不思議なトンガリ帽子かぶっていて、すごい大きな独り言を言っていた。



たしか『フミさんと私とあなたと買い物に行きました』みたいな独り言をずっと言ってた。



きっと、頭の残念な人なんだと思ったからムシして、入り口から入って行って、待合室みたいな空間があったから、そこにならんだイスに座って、山とかながめていた。



自慢するつもりはぜんぜんないのですが、アタシはけっこう大人な小学生だったから、その時、サングラスかけながらオロナミンCを飲んでいました。



それで遠くに見える山とか見ながら、そういえばミスミさんに会いに行くって、連絡してなかったことに気づいた。



でも、来ちゃったし、今さら帰るとかイヤだから、子どもらしくブラブラ部屋をのぞいたりしながら探す作戦にした。



それでブラブラしながらいろんな部屋のドアをガチャガチャやって、あいたら、のぞいて、ミスミさんがいるか確認した。


でも、ミスミさんとかぜんぜんいなくて、変なおばさんとかすごい暗そうなお姉さんとか、本読んでるおばあちゃんとかばっかだった。

それでイロイロ見ていて、そこが学校みたいな場所だと気づいた。



なんか、黒板のある大きな部屋とか図書室(?)とか食堂とかあったし。



それでミスミさんがぜんぜんいなすぎたから、廊下歩いていたおばさんに、どこにいるのかきいたら、あと、一時間くらいしたら、大ホールで『タコウ会(?)』がひらかれて、それにくることがわかった。



その人もタヌキおばさんと同じようにミスミさんを『先生』て言ってた。



だから、ミスミさんが先生なのかイロイロ考えながら歩いていたら、廊下にあった掲示板(?)に《今日の勉強》て書かれた紙が貼られていて、そこに『死ぬことを恐れるな、生きることを恐れよ』みたいなことが書かれていて、下のほうにミスミさんが書いた言葉だと説明書きがあるのに気づいた。



それみて、アタシはミスミさんは先生なのかもしれないと思った。



とりあえず、ミスミさんが先生か先生じゃないか、よくわかんなかったけど、そのタコウ会(?)がある大ホールに行って、アタシは話とかをきいてあげることにした。



つづく。